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2008.02.15 Friday

ゲームをやめることは解決に繋がるのか

 こんにちは、さくっちです。最近リネージュ2が盛り上がっている様なので色々と過去記事を掲載します。(手抜き?)

 ※この記事は、2007年5月8日に書かれたものです。

 余り触れたく無い話題なのですが、「嫌ならゲームをやめれば良い」という意見について考えて行きたいと思います。ゲーム改善運動を行いたいが、一部ユーザー層よりの攻撃が怖いという声も聞こえてきます。そんな方々の参考となれば幸いです。


 「嫌ならゲームをやめれば良い」という意見ですが、これは正しい選択肢の一つだと思います。
 上司が嫌いだから会社をやめる。いじめを受けるから転校する。イライラするから禁煙をやめる。極論は自殺ですが、やめることにより確かに嫌なことから逃れることが可能です。
 ゲームを続ける事と辞めることの利益不利益を天秤にかけ、不利益の方が多いのであればやめるのも一つの選択です。

 「嫌だからやめる」という選択は、自分が嫌なことから遠ざかる選択としては最も効果的ですが、嫌なことそのものが無くなる訳ではありません。会社を辞めても嫌な上司はそのままですし、転校してもいじめっこは前の学校に居ます。

 何をもって解決と言うかは人により異なりますが、「嫌だからやめる」という方法は、自分自身に対する解決の方法です。この方法を選択し、やめた後は一切関与しないとする選択が、もしかすると一番賢いのかもしれません。
 ゲームは生活必需品ではありません。心残りが無いのであれば、最良の選択ではないでしょうか。


 人は、自分の選択を最も正しいと思いがちです。

 このため、「嫌だけどもやめない」という選択を取っている人に対し、既にやめた一部の人は「嫌ならやめろ」「やめないのは愚かだ」と言い、「嫌だけどもやめない」人を非難するかもしれません。

 ですが、「嫌だからやめた」人が「嫌だけれどもやめない」ことを選んだ人を非難するのは誤りです。
 それは、自分の選択が最も正しいと他者に押し付けることに他なりません。

 「嫌だけれどもやめない」という選択をとっても、解決を目指す方法は幾つもあります。

 ゲーム改善運動も、そのなかの一つです。

 ゲームを続ける事と辞めることの利益不利益を天秤にかけ、続けることを選んだ者が、不利益の原因を解消することを目的として行う運動です。続けることを選んだからといって、全ての不利益を甘受しなければならない理由はどこにもありません。嫌なことには抵抗し、改善を目指すことは不自然なことではありません。

 会社に残ったものが、上司に対し物申す。前の学校に残ったいじめの被害者が、加害者に対し物申す。会社に残った、学校に残ったのだから全てを甘受すべきという話にはなりません。
 会社の上司に問題があるのであれば、さらに上の上司や官公庁より指導してもらう。いじめっこに対しては、先生やPTA・警察や場合によってはマスコミを利用する等、実際に直接改善が期待できない場合には、別の方向よりアプローチする手段もあります。

 「嫌な事をする相手が悪い」のはそのとおりですが、何らかの行動を起こさなければ改善されません。
 自分で動く、他人が動くのを待つ、あるいは嫌な事から逃れる。どの方法を選択しても誤りではありません。
 目的が「嫌な事から逃れる」ということであれば、どの方法でも達成されます。

  
 ここで「ゲームを辞めないで代金を支払うから、運営会社が改善を行わないんだ」という意見が出ると思います。
 明日は、この支払い停止について書いていきます。

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Comments

>sakucchiさん
>管理会社がまともかどうか、ではないんですよ。
>まともな世間に働きかけるにはどうするか、がポイントです。
>なので、働きかけを行わない行動に意味はあるのと思うわけです。

失礼しますが、仰っている意味がよく分かりません。
いくらまともな世間に働きかけても、まともでない管理会社が
改善を決定しない限りは徒労に終わります。
そうならない労力、時間を趣味の一環に支払うべきだ、と
主張するのは改善を願う側に尋常でない負担を負わそうと
しているように思えます。

そもそもなぜ運営会社の体制を変えようと願ったのか
それはその体制で管理されててもそのゲームそのものが面白い
だから遊びつづけたい、そんな考えから産まれたのではないでしょうか。
それならば、今の運営会社の体制改善でなくても
他の運営会社への管理の委譲も十分にそんな考えを叶える
手段にもなったと思います。
この可能性も踏まえれば、ゲームをやめることは
ゲームの改善に役に立たないとは一概には言えないと思います。
>うにゃ さん
>もっともBOTによる横殴り被害が大きかったアサシンギルド事件の前後でさえ、「一般人」
>の目にBOTやあるいは「癌呆」といった単語が目に入る可能性は非常に低かった。
癌呆はともかくBOTに関しては同意できかねます。
当時、中華街がありましたし、BOTも普通にハイレベルダンジョンにまでいましたので。

RAGUに関しては、広告塔でも良いと思います。
何時、良い意味でなく悪い意味での広告塔になるか分かりませんけど。
ガンホー憎しがRAGUのコンセプトではありませんので。

>ねこ さん
管理会社がまともかどうか、ではないんですよ。
まともな世間に働きかけるにはどうするか、がポイントです。
なので、働きかけを行わない行動に意味はあるのと思うわけです。
目的がBOTの無いROなら、署名も課金停止も手段の一つなだけなんですよね。
でまー、アサシンギルド事件の前後におけるガンホーの対応は、客観的に見て(手際の悪さはあるにせよ)骨の髄まで合理的で、ユーザーの活動や反応が彼らの意思決定に寄与した率はおそらくあまり高くない(ゼロではないとも思うが)。

黎明期のROは、バグがあろうが対応が悪かろうが莫大な先行者利益を活かしてユーザーを拡大することができた。このフェイズにおいて、一部顧客の不満度など大勢には全く影響がない。

新規顧客が先細りになり、ヨーグルティングなどの新規タイトルの惨敗が明確になる頃になって、ガンホーはいわゆる「ゲーム内アイテム」販売戦略に移る。この時期、RO内ではRMTが盛んであり、ガンホーは「課金アイテムを売れば儲かるはずの利益を遺失している」状態を続けていた。

アニバパックの成功を受けて、ガンホーは本格的にアイテム課金制に乗り出す。すべてのユーザーから広く浅く料金を徴収するシステムから、一部の優良顧客を囲い込む戦術へビジネスモデルを転換した。

ここで初めて、「顧客の満足度」が問題になる。優良顧客により多くの金をはき出させるためには、その顧客がゲーム内容に満足していなければならない。ゆえに彼らはBOT排除を公約にかかげ、BOTerの資金源であるRMTを激しく攻撃したわけ。

RAGUWebってガンホーにしてみれば良い広告塔だよね。
ねこ氏にはいくつか事実誤認があると思う。

・もっともBOTによる横殴り被害が大きかったアサシンギルド事件の前後でさえ、「一般人」の目にBOTやあるいは「癌呆」といった単語が目に入る可能性は非常に低かった。

当時「RO BLOG」などの検索ワードで検索した限りでは、BOTについて言及しているブログがGoogleの検索上位に引っかかることはまずなかった。
ある実験では、人間は検索上位のほんの数サイトしか開いてみないことが多い、とされていたことからして、当時「BOTが多い」という認識を持っていたのは、「自発的にBOTに関する情報を収集しようとしてごくごく一部のユーザー」でしかなかったと思う。

ちなみに、人間は無意識に巡回するサイトを限定する習性があることも実験でわかっていて、BOTについて調べ始めたユーザーは、次第に「BOTについて書かれているサイトのみを巡回するようになり、普通のプレイ日記は意識からはずれがちになる」状況に陥っていた可能性がある。
RAGUさんの記事のコメント欄でこちらを紹介され、読ませていただきました。
ご指摘の通り、あちらでは元の記事から話がずれた方向に進んでしまって失礼いたしました。
こちらは2007年に書かれているということで、現在は違う考えになっているかもしれませんが、
「運営会社に代金を支払わないことが、ゲームの改善に繋がるのか」
の記事で気になったことがあるので自分の考えを述べさせていただきます。

sakucchiさんの言いたいことは大体分かるつもりですが、
この考察の内容は「管理会社がまとも」ということを前提にしなければ成り立たない気がします。
といっても日本の会社なのにあそこまで酷いのは珍しいので、ふつうは成り立つのでしょうが。
まともな会社なら明らかに質が低下していることが誰でもわかる状態まで放置したり、
その件に関してクレームが殺到してもテンプレート回答だけで済ませたりしません。
業務改善嘆願の大規模な署名や不買運動など起こされる前に管理側が対応します。

不買運動により売上が減ることでコスト削減に乗り出される可能性も危惧しているようですが、
これはガンホーには当てはまりません。普通の会社はコンテンツを複数もっています。
有力コンテンツが複数あればこそ、売上が伸び悩んだときにそこだけを絞ることができます。
ですが当時、ガンホーはまともに稼ぐ事ができる手段をROしか持っていませんでした。
唯一の命綱であるROをそんなに簡単に縮小方向へすすめるでしょうか?
資金調達に難があればコスト削減に向かうでしょうが、一応ソフトバンクグループです。
加えてあのユーザ数ならば1,2か月課金が途絶えても即コスト削減にはならないはずです。

まともじゃない会社でも顧客が離れたまま戻らなければ状態を改善せざるを得ないはずです。
ROのユーザが減ったままではガンホーの売上なんて他に伸ばす手段がないですからね。
最悪ガンホーが撤退したところで当時は開発元と管理会社が別でしたし、
あれだけ人気のあったゲームを国内の管理会社がどこも欲しがらないはずはないです。
顧客が減少した原因なんて目に見えてますから、ガンホーほど悲惨な管理はしないはずです。
もう今は重力自体がソフトバンクに買収されちゃったから難しくなると思いますけど。

また、ただ支払い停止をするだけでは効果がないとも述べられていますが、
すでに大勢の方が署名もし、ROのネトゲ日記を見ればガンホーへの愚痴だらけ、
連日BOT駆除しろ駆除しろとサポートに通報されていましたから、
これで辞めた人の原因が分からないというのは逆に不自然だと思われます。
ガンホーも提出された署名や散々届いているクレームを理解できないわけではなく、
理解した上で無視しているだけ、楽して利益を得たいと思っているのでしょうから。

(本気で吹っ飛んだ思考回路をお持ちの会社で理解できてなかった可能性もありますが、
 それなら尚更のこと他の会社に委託されたほうがユーザへの利益はありましたし。
 まあでも結局今は改善されてるみたいなんで、無視してただけだったみたいですけど。
 …後出しで現状を参考にしたこのカッコ部分の意見はちょっとズルいですけど。)


このへんからうろ覚えな上に妄想に近い想像も入っちゃうので軽く流して読んでください。
私の記憶が間違っていなければβ1の頃からすでにBOTはいました。
β2で管理が日本に移ったことで業務改善を期待しましたが、BOTはむしろ増えました。
ユーザは文句を言いながらも大多数はゲームを辞めませんでした。
正直、課金されれば流石に業務改善するだろうと楽観視していました。

ガンホーもご丁寧にサンキュープライスなるものを用意してユーザを後押ししました。
BOTは放置されたまま正式サービスが開始され、BANされないのを良いことに増え続けました。
当時、サンキュープライスの3ヶ月間は管理体制を様子見して、
改善されないようなら辞めてしまおうという考えの人もちょこちょこいました。
ですが結局ロクに改善されたわけでもないのにずるずると課金を続け、
「客は文句を言いながらも課金を続ける」ということをガンホーに覚えさせてしまいました。
このへんは私も含めて初期にしっかり課金してしまった人にも責任があります。
なので引退者が糞運営に課金し続けている人を非難するのも的外れだったかもしれません。
ガンホー管理の土台をつくってしまったのはむしろ私たちという見方もできますから。
まあ、味をしめて一向に業務改善しようとしない管理会社が一番どうしようもないですが。


辞めて何年もたってからこんな長文コメントしてる私が言うのも酷く頭の悪い話ですが、
嫌なら離れるべきという主張は大変理に適ってます。おそらく最善の方法です。
ゲーム自体に興味を失ったのであれば、プレイしている人に文句をつけるのはお門違いですし、
管理会社が嫌でゲーム自体が好きならば管理がまともになるまで距離を置けばいいだけの話です。
管理が悪化の一途をたどればユーザが離れるのは目に見えてますし、
主力コンテンツのユーザが減少し続けてケツに火がつけば、どんな会社でも慌てるはずです。
…私の予想は見事に外れてしまい、火が背中のあたりにまわるまで動き出さなかったようですが。

この会社が頭からケツまで糞の塊でしかないと判断してあきらめたか、
こんなのでも根気よく抗議すればもしかしたら改善するんじゃないかと思ったか。
要はどうしようもない会社のダメさ加減をプレイヤーがそれぞれどのへんだと位置づけたか。
もしかしたら辞めた人とそうでない人の差はそれだけかもしれません。

抗議が通じたのか首が回らなくなっただけなのかの経緯は不明ですが、
今は至極まともな管理、サービスが提供されているようでなによりです。


(この文章だとガンホーがこれまでまともじゃなくて
 どうしようもない会社だった事が大前提になっちゃうけど)


こんな長文だらだらとコメント欄に書いてるお前が一番まともじゃない
というツッコミはできれば勘弁してやってください

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