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2007.11.06 Tuesday

ラグナロクオンラインサミット〜第6回オフミまでのまとめ(その10)

 こんばんは、さくっちです。

 第7回のオフミにあたり、過去に行われたラグナロクオンラインサミットから第6回ガンホーオフラインミーティングまでの、ユーザーとガンホーとのやりとりについて気になった部分を抜粋・整理しましたので、参考までに掲載します。
 内容・項目についての加除修正等がありましたら、コメントをお寄せ下さい。

 ・ラグナロクオンラインサミット(2003年8月23日)
 ・第1回 ガンホーオフラインミーティング(2004年11月14日)
 ・第2回 ガンホーオフラインミーティング(2005年4月17日)
 ・第3回 ガンホーオフラインミーティング(2005年10月15日)
 ・第4回 ガンホーオフラインミーティング(2006年7月2日)
 ・第5回 ガンホーオフラインミーティング(2006年12月3日)
 ・第6回 ガンホーオフラインミーティング(2007年6月17日)

「RMTに関する問題」について
第1回 質問 様々なオークションサイトでリアルマネートレードが行われていますが、対策はとっていますか?
回答 該当のプロバイダに対して、削除要請は行っております。
しかしながら、リアルマネートレード行為自体が法律違反、オークションサイト側の利用規約違反ではないため、最終的にはサイト管理者側の判断にゆだねる形となり、取締りの効果が上がっていないのが現状です。
リアルマネートレードに対しては、継続して各サイトへの削除要請を行いながら、今後法的観点や業界団体として規制できるよう働きかけを行ってまいります。
第2回 質問 RMTについての対策について教えてください。
回答 RMTについては、ゲーム内仮想内通貨などと現金の通貨とを換金する行為をさしていますが、ゲームバランスの関係と一般社会の不正行為、詐欺などの原因となりますので、厳格に取締りを行い、オークションサイトなどは、プロバイダやサイト開設者へ削除の要請をしています。
第2回 質問 RMTサイトやオークションサイトへの削除要請は難しいのですか?
回答 個人サイトに対して取締りを行う場合、個人の特定のためにもプロバイダーの協力が必要となる場合があります。プロバイダーの協力を得るために必要となるのが警察当局の取締り令状となります。その際には警察側で事件性があるかどうかを問われますので、法的に違法であると明確に定義されていないと警察としても動きにくいという部分はあるようです。
第2回 質問 RMTに対する今後の対応について
回答 現在の日本において、RMTの取締りについて法令として明確なものがありません。パブリッシャーとディベロッパーでも対応について意見の分かれるところもあり、ガンホーとしては断固反対していますが、反対していない企業があるのも事実です。第一回のオフラインミーティングの時から比べるとRMTは社会的にも認知度があがっており、業界団体としてもオンラインゲーム各社がそれぞれの見解を出し合って検討しています。また、もう一歩進んだ形として、政治関係者・警察庁・文部省・経済産業省の方との情報共有会議も開催されています。いつくらいの時期になるかはわかりませんが、将来の法的整備も含めて動きはじめています。
第4回 質問 ラグナロクオンラインの利用規約17条1項に「本サービスにおける一切の情報に関わる著作権その他一切の知的財産権は当社または当社に権利許諾したライセンサーに帰属する」とありますが、リアルマネートレードは知的財産権を侵害することに当たらないのでしょうか?
回答 会員規約ではサービス提供上の注意と説明を行い、それに合意して頂ける方にサービスを提供しています。
ラグナロクオンラインの利用規約上ではクライアント、サーバープログラム、ゲーム内データ全て含めてグラヴィティおよび弊社の権利と主張させていただいておりますが、日本国の法律ではデータに対しての所有権及び著作権については曖昧な見解となっています。
したがって、ゲーム内で獲得されたZenyデータ、キャラクターデータに関しましては「著作権の範囲が及ぶのか?」「第三の所有権が発生するのか?」等の問題に対して、現時点では日本国法では具体的に明記されていませんので、法律に当てはめた場合、そこまで強制力をもてないのが現状です。リアルマネートレード業者に対する、弊社規約として規制、取り締まりも同様です。
現在、弁護士や警察の方とお話をさせていただき、法律的な部分も含めて何か対策は取れないか検討をしています。
第4回 質問 リアルマネートレードについて、どのように考えていますか?また、現在どのような対策をしていますか?
回答 弊社では、リアルマネートレードを禁止しており、リアルマネートレードが行われてしまうことが、不正利用の温床になっているということは弊社でも認識していて、断固として取り締まっていく体制を取っています。
リアルマネートレードに対しては、現在三つの方法で対応しています。
まず一つ目として、弊社だけでなく業界各社と協力し、法律の整備等を踏まえた上で、リアルマネートレードについて訴えられないかというところを協議しています。
前回のオフラインミーティングでもお話をさせていただいていましたが、現在は法律的にリアルマネートレードを是正するための決定事項がありません。
そのため現時点では、弊社として啓蒙活動を行なっていくという対策以外に打つ手がありませんので、「法整備等を入れることできちんと明確化することができないだろうか」と協議を進めています。

二つ目に、リアルマネートレードを行っている業者や団体に対して「取引停止要請」というものを行っています。
受け入れられない場合もありますが、継続的に警告を行なっています。 現在は、約50の団体に対して警告を行なっています。

三つ目に、リアルマネートレードに対して、弊社独自での内偵調査を進めることを考えています。
実際にリアルマネートレードの取引が行われている現場がどのような状況になっているのか、具体的にはどのような取引が行われているのか、その時にどんなことを考えられているのかなど、内偵調査を推進していくことを考えています。
第4回 質問 ゲームマスターがリアルマネートレード業者へのおとり調査を行い、アカウント停止にしていけば、リアルマネートレード業者を一掃できるのではないでしょうか?
回答 具体的におとり捜査での調査方法も含め、対策は夏ぐらいを目処に実施していいきたいと思っております。 現段階ではリアルマネートレード業者に対策を講じられる可能性があるため、詳細までお答えすることができません。申し訳ございません。
第4回 質問 リアルマネートレード業者といえども、ゲーム通貨の取引を行なうのでアカウント及びキャラクターを持っていると思うのですが、おとり調査や対策は行なっていないのでしょうか?
回答 ゲーム内で調査を行いアカウント停止を行なうことはできますが、著作権違反などについての法律的な措置は現段階ではできません。
今後はおとり調査も含めゲーム内調査については強化をしていく予定です。
なお、調査内容についてはリアルマネートレード業者に対策を講じられる可能性があるため、お答えすることができません。
第4回 質問 ラグナロクオンラインでもっとも悪質といわれるチャイニーズマフィアやゴールドファーマーといわれるものに関して、ほぼ海外IPからの接続と思われますが、それに対し多少通常の利用者への影響が発生したとしても、断固として排除するという意思はあるのでしょうか?
回答 接続元IPで接続に制限をかけるなどの具体的施策は現段階ではお答えすることができません。
ただし当然ゴールドファーマーに対する対応策については、早急に対応するべき問題で、特にお金が絡んでいる部分ですので、リアルマネートレードを断固として止めなければならないと考えています。
第6回 質問 現在進められているRMT対策の調査結果から、RMT利用者はおおよそどのくらいのZenyを購入しているかわかりますか?またRMTを利用するユーザーの多くは対人戦で勝つために利用しているものと思われます。今後の対策の指標にしていただければと思います。
回答 弊社にてRMTの調査を実施したところ、大量に購入している方、少量を複数回購入している方などが確認されており、一概に平均取引額を計算することはできません。しかし、以前第三者機関にて調査した報告書を確認した際には、ひとりあたり月間約30,000円〜40,000円の取引額であったと記載されておりました。なおこのデータは、ラグナロクオンラインに限ったものではなく、日本国内の全てのオンラインゲームが対象となっております。またRMT利用者の多くが対人戦で勝つために利用しているという情報につきましては、貴重な情報として今後のRMT対策の調査材料とさせていただきたいと思います。
第6回 質問 リアルマネートレードの対策について、資料にはゲーム内データのZenyのみの対応しか書かれていませんが、アカウント売買についての対応はどうお考えでしょうか?
回答 現時点ではRMT行為の大半がラグナロクオンラインのZeny取引で占められておりますので、まずそこに注力して排除していこうという方針のもと、Zenyの売買に関してのみ調査を行っております。ただし、今後はご指摘いただいたようにアカウント売買や育成代行といったものも一部では見受けられるようですので、それらに対しても順次調査の手を広げていきたいと考えています。
第6回 質問 他のMMO運営会社と連携してRMTを撲滅する活動を行い、官公庁に働きかけては?とのユーザーからの声が有ります。 その様な活動を行う予定及び現在の活動状況についてお答えください。
回答 現在は加盟する業界団体において、RMTに関する意見交換を行っております。 その中で弊社からは、RMTに関する情報提供などを行い積極的にこの問題に取り組んでおりますが、公的機関に働きかけを行う段階までには至っておりません。

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