2007.04.04 Wednesday

レーティング対象項目の検討中

こんばんは、さくっちです。風邪が治らないので短い記事で。

先月の中ごろより掲示板の方に掲載していたのですが、こちらにも掲載したいと思います。

下記の画像は、レーティングの対象項目と内容を一方的に整理したものです。
レーティング案

今後、項目の再整理や対象内容の再検討を行っていく予定です。
何か良い案がありましたら、掲示板までお願いします。

また、項目を表示するアイコンを作らなくてはいけないのですが、私には絵心が全く無く苦労しています。お手伝いしてくださる方がいらっしゃいましたら、是非お願いします。

2007.03.21 Wednesday

オンラインゲームのレーティングについて考える (その5)

 こんばんは、さくっちです。レーティングをユーザーサイドで行う良い方法を考え中です。

 前回第4回の最後で「レーティングの基準について具体的に示せたらと思っています」と書きましたが、具体的な基準を考えていく前に、公開されている基準について事前に紹介しておこうと思います。

 先に、韓国におけるレーティング機関KMRB(Korea Media Rating Board)についてご紹介します。

 レーティングを行うにあたっての基本方針として、次の5つを掲げています。
KMRBレーティング基本方針

 レーティングの基準は、下記の様に示されています。
KMRBレーティング基準


 次に、日本国内のレーティング機関CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)のレーティングについて具体的に紹介していきたいと思います。
 CEROのレーティングはCERO倫理規定(PDF)に基づいて行われており、その目的は次の様に書かれています。 
コンピュータエンターテインメント文化の健全な発展のため、表現の自由を最大限に尊重し、且つ、社会の要求する倫理水準に適合する家庭用ゲームソフトの開発、公表、販売が確保されることを目途とし、家庭用ゲームソフトに関し、社会の要求する倫理水準に照らして適正か否かを審査し、適正と判断されたものについて該当区分に分類し、「年齢別レーティング区分」を行う

 レーティングは、下記の表現種類と表現度合いについて判断することとしている模様です。
CEROレーティング(表現種類と表現度合い)

 また、次の様な禁止表現を別途定めており、ゲームに禁止表現を含んではいけないとしています。
CEROレーティング(禁止表現)

 
 今日は、日本と韓国、2つの機関のレーティング基準について紹介してきました。
 
 ユーザーサイドでレーティングを行う場合、有識者が行うわけではなく、一般の利用者が行うことになります。
 そのため、判断基準を定めた上で、その基準に基づく判断を行う形を取らなければ、評価する者ごとに結果が著しく異なってしまい、信憑性を損なうことになってしまうのではと考えています。

 今後、基準を作成するに当たって、blogをご覧になられている方々にご協力をお願いすることになると思います。
 今回の記事は、その際に他の機関がどのような形でレーティングの基準を作成しているかを知っていただきたいと思い作成しました。参考にして頂ければば幸いです。

 レーティングをどのように行っていくかについて、何か良い案がありましたら、是非掲示板までお願いします。

2007.03.17 Saturday

オンラインゲームのレーティングについて考える (その4)

こんばんは、さくっちです。無事に帰ってくることが出来ました。それなりに揺れましたが・・・・・・

 当初は連載になるとは想定していなかった「オンラインゲームのレーティングについて考える」ですが、第4回目の今回はオンラインゲームのレーティングを行うにあたり、検討すべき要素についてお話していきたいと思います。

 まず、下の図をご覧下さい。アイコンは、私のほうでいくつかのサイトを参考に作成したものです。
レーティング表3 

 順を追って説明していきたいと思います。

 「ゲームの管理」のアイコンは、管理をしていないことを表しています。警察官に禁止マークで警官がいないことを示しています。オンラインゲームでの警察官といいますと、ゲームを管理する運営会社のスタッフ「ゲームマスター」が該当しますが、何故ゲームマスターが重要なのでしょうか。
 昨今ニュース等で話題になっていますが、小中学生の2割近くが「人は生き返る」という回答をしています。その中で多くの位置を占めるのが「ゲームでは生き返るから」というものです。本心でそのような回答を行っているのかいささか疑問も残りますが、子供の世界は多様で仮想と現実の境界線があいまいな部分が多く残っています。
 子供は、ゲーム内の不正行為も現実の不正行為も同じように受け取ります。ゲームで不正行為が放置され黙認状態になっていると、現実世界の不正も黙認されると捉えてしますのが子供です。ルールは守る、約束は果たす、不正は取り締まるといったことは、情操教育を行っていくうえで非常に重要な要素の一つです。
 ゲーム会社が、大人として子供に約束をしている「楽しいゲーム」を提供するという内容を果たすためには、ゲームの管理を適切に行う必要があります。
 そのためには、警察の役目を担うゲームマスターが巡回監視を行ったり、実際に相談に応じたり、取締りを行ったりという目に見える活動も子供に示す必要があります。
 ゲームマスターは、ゲームを適切に管理しているというシンボル的な存在でもあると考えています。
 既存ゲームの多くでは、ゲームマスターは姿を見せることも稀なため、あえて禁止マークのアイコンを作成しました。
 ゲームマスターを見かけない、直接話す手段の存在しないゲームは、子供に行わせるべきではないと考えます。
 また、管理体制や管理状況はレーティング対象に含めるべきと考えます。


 「電話でのサポート」アイコンは、トラブル対応の電話窓口が無いことを指します。現在、多くのオンラインゲームではサポートはメールのみの対応となっていますが、保護者側から見て問題が発生した際に問い合わせの窓口が存在しないことは大きな問題です。
 次のアイコンにも係わってきますが、オンラインゲームは人と人とのコミュニケーションにより行われるため、時には様々なトラブルが発生します。
 「子供がオンラインゲームで知り合った友人宅に家出をしてしまった」
 「金銭トラブルに巻き込まれてしまった」
 「性的な被害に遭った、遭いそうだ」
 未然に防ぐのはもちろんのことですが、そのような事が起こってしまった場合、問い合わせる先があるのと無いのとでは大きな差があります。
 緊急を要する場合やメールに不慣れな保護者も多数存在することを考えると、電話での窓口の有無はレーティング対象として検討すべきと考えます。


 「大人と子供の住み分け」アイコンは、大人と子供で別のゲームサーバーが割り当てられていることを示します。
 現在、子供向けの専用サーバーを設置しているのはSecond Lifeのみと記憶していますが、悪意を持った大人より子供を保護する為には最も効果的な方法の一つと考えます。
 子供向けサーバーでは、発言に対するフィルタリングを強化することやログの監視等を重点的に行い、子供が被害者・加害者双方にならぬ様注意を払うべきです。
 現在の全年齢が同じサーバーで楽しむスタイルも良いと思いますが、子供を対象とし「出会い系と同様の使い方をする」悪意を持った大人もいます。
 現実世界では、外見等により大人と子供の区別を行うことは容易ですが、ネットで大人と子供を区別することは困難なことです。
 実社会でも、大人として子供を受け入れるまでには相当年数の教育を要します。ネット上では区別が付かないため、全て皆平等と扱っていますが、これが全ての場合において正しいのかというと、私はそうではないと考えます。
 子供を保護するために、大人用サーバーと子供用サーバーを分けることを提案するとともに、レーティングの対象に含めるべきと考えます。


 今日は、出張疲れで文書がいつもにもまして支離滅裂気味ですが、ご容赦ください。

 その他、プレイヤー対プレイヤーの要素やギャンブル・RMT等もあると思いますが、そちらについては既存のレーティングの方に含めて考えてもらえればと思います。
 アイテム販売制度の問題点は、レーティングとは別に取り上げたいと思います。

 次回その5(明日ではありません)では、レーティングの基準について具体的に示せたらと思っています。

2007.03.16 Friday

オンラインゲームのレーティングについて考える (その3)

 こんばんは、さくっちです。明日は無事に家に帰れると良いのですが・・・・・

 昨日に引き続き、「オンラインゲームのレーティングについて考える」と題して、既存のレーティングについてCERO・PEGI・KMRBの3団体の事例を紹介したいと思います。
 ソース元:CERO 年齢別レーティング制度とは?
      PEGI About rating
      KMRB 等級分類 

下図は、レーティングの根拠となった要素について、それぞれの団体が表示するアイコンの一覧です。
レーティング表2

昨日とは異なり、今日の紹介する要素は団体毎に一部異なる取り扱いを行っています。

 「麻薬」については、ゲーム内で薬物を使用している場合に表示されます。
 日本でも、麻薬・覚醒剤等の薬物撲滅運動を行っています。善悪の判断が未熟な子供が、一時の快楽の為に薬物に溺れてしまうこと無いように配慮する必要があります。

 「ギャンブル」は、その名の通りギャンブル性を含むものに表示されます。国内では、パチンコ・パチスロ等は18歳以上と制限されています。宝くじや馬券、TOTO等もそれぞれ年齢制限があります。
 CEROのレーティングでは、パチンコやパチスロの機種を再現したゲームに対しての制限はありません。ですが、実社会で規制されているパチンコやパチスロと内容は同等であり規制すべきとの声も出ています。
 何をもってギャンブルとし、何をもって規制対象とするかについては様々な論があり、今回紹介している3つの団体でも、それぞれ取り扱いが異なる模様です。

 「犯罪」はゲーム内で犯罪や組織犯罪を扱っている場合に表示されます。こちらは、CEROとKMRBのみで欧州のPEGIは表示対象としていません。主人公が何らかの犯罪団体に所属している。若しくは、犯罪や犯罪組織を格好良く表現している場合などが対象になると思われます。

 一つ飛ばしまして「差別」は、PEGIのみが規制すべき内容としています。これは、欧州が様々な民族や移民により構成されている事があると思われます。人種・民族や出生等による差別を助長しないよう配慮が図られている模様です。

 「飲酒・喫煙」と「恋愛」は、日本のCEROのみで定められている事項です。
 飲酒・喫煙については、犯罪と同様に主人公が飲酒・喫煙を行うかといった事項や、飲酒・喫煙が良い事として表現されていないかなどが対象になると思われます。
 恋愛については、よく分かりません。昨日紹介した「性表現」の一環として規制することで問題ないのではと思います。恋愛シュミレーションというジャンルがあるため、あえて恋愛という分類を設けたのかもしれません。


 昨日、今日とレーティングの要素について紹介してきました。
 「言葉」「性表現」「暴力」「恐怖」「麻薬」「ギャンブル」
 「犯罪」「飲酒・喫煙」「差別」「恋愛」

 以上の10種類です。

明日は、オンラインゲームのレーティングを行う際に必要となる他の要素についても考えていきたいと思います。

2007.03.15 Thursday

オンラインゲームのレーティングについて考える (その2)

 こんばんは、さくっちです。今日は離島です、明日も離島です。ネットに繋がるのは良いことです。

 前日、「オンラインゲームのレーティングについて考える」という記事を書きましたが、今後継続的にオンラインゲームのレーティングについては取り組んで行きたいと思います。業界団体が自主的に動いてくれることが望ましいのですが、何ら動きがない場合は社会問題として働きかけを行っていかなければならなくなるかもしれません。


 オンラインゲームのレーティングについて詳しく考える前に、既存のレーティングについて知っておく必要があるため、CERO・PEGI・KMRBの3団体の事例を紹介したいと思います。
 ソース元:CERO 年齢別レーティング制度とは?
      PEGI About rating
      KMRB 等級分類 

 下図は、レーティングの根拠となった要素について、それぞれの団体が表示するアイコンの一覧です。
レーティング表

 本日紹介している上記の4要素は、3団体全てで対象となっている表現です。

 「言葉」は、汚い言葉使い、スラング等の表現があるものに対して表示されます。これは、そのような言葉が子供に対し悪い影響を与えるためです。子供は、そのような大人が眉をひそめることを行うことがカッコイイと誤解し、すぐ真似をしたりするものです。

 「性表現」は、ゲーム内に裸や扇情的、性的な表現が用いられている場合が該当します。一般的に18禁と指定される、性行為を含むものはゲームではアダルトオンリーとしており、18歳以上でなければ利用出来すべきではないというレーティングが行われています。

 「暴力」は、ゲーム内に暴力表現を含む場合が該当します。この暴力表現ですが、何が暴力なのかという点で良く問題に挙がります。任天堂のゲームソフト、スーパーマリオはきのこを踏みつけ、亀に火の玉をぶつける暴力ゲームという面白い話が出るくらいです。
 レーティング対象になる暴力は、子供の視点から見て暴力にあたるか否かが主体となると思います。そのため、出血や悲鳴、四肢の切断といった表現の具体性が主に判断材料になっている模様です。また、実際に真似出来るかどうか(ファイヤーボールは投げれませんが、殴る・切りつけるは可能です)といった点も判断材料になっているのではと思われます。

 「恐怖」は、子供がゲームの内容に怯える恐れがある場合に表示されます。この恐怖に関しては、主に小学生までの幼い子供が対象ではないかと考えます。
 殺人鬼が自宅に襲撃してくるといった内容や、ゴーストが襲ってくるといった内容などが該当すると思います。

 ※上記の判断基準は私の独断によるものです。今回紹介している3団体とは一切関係ありません。


 レーティングは、大人が未成熟な子供を保護するために設けているものであり、自分は、大人はそう思わないという観点から判断するものではありません。
 今回紹介した4要素については、子供に悪影響を与えるということが各国共通で認識されていることから、アイコンを表示し保護者や小売店に対し警告を行っているものと考えられます。

 明日は、引き続き残りの要素について紹介していきたいと思います。また、明後日はオンラインゲーム特有の問題から、レーティングの際に追加すべきと思われる要素を書きたいと思い
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